齢二十五〜25歳、女子の日常〜
「でも…私は海斗くんと一緒にいたい…。」



涙を流しながらも、真理子の顔がいつもの、芯の強い顔に変わる。



「その為なら、縁を……切られることだって…覚悟してる。」




真理子…。




「何があっても一緒にいたいって思える人なの…。」




本気なんだね。



好きなんだ。



大好きなおじさんとおばさんを悲しませる事になったとしても




一緒にいたい相手なんだね。




そんな人に出会えた真理子を少しうらやましいと思う。


でも…


どうするのがいいのかなんてわからないよ…。
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