齢二十五〜25歳、女子の日常〜
昔はちゃんと夢だってあった。


小学校の時『アムロちゃん』に憧れて、歌手を夢見た事もある。



歌が好きだったし

カラオケでは「うまいね」なんて、みんなが言うもんだから

調子に乗って

「歌手になれるかも!!」なんてね。



でも、当時流行ってたオーディション番組に応募するほどの度胸もなく
そうこうしてる間に番組は終了。

ストリートにでるのは知ってる人に会いそうで恥ずかしい。
楽器できないし…


デモテープ作るほどの技術もない。



夢を見るだけ見たら

「所詮は夢だよ」って現実に引き戻されて


また惰力で流されて生きてく毎日。



ヤな大人になっちゃったなぁ…。
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