齢二十五〜25歳、女子の日常〜
計何回時計と見つめあっただろうか…。


5時を何分か過ぎた時、晴香が迎えに来てくれた。


「キリつきました?」


「うん、保存したら終わりだからちょっと待ってね。」


データを保存し、パソコンの電源を落とす。

その間に、真理子を誘ってみた。


「ん〜、ごめんけど、パスかな〜。外食は前日までに言っとかないといけないからね〜。」

「そっか、相変わらずおじさんキビシイね…。」

「なかなかね〜。ま、愛はがんばっておいでよ〜。」



ディスプレイの電源も落とし、真理子に見送られながら二人、待ち合わせ場所を目指す。
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