齢二十五〜25歳、女子の日常〜
「…本気で好きだったんでしょ?」




「………うん。」




「…全部、ぶちまけていいからさ。」




「………………うん。」





………本気で好きになった。


出会ってからタケシさんの優しさに触れて


段々好きになった。



年上だけど、意外と子どもっぽい。


すごく優しい。



私の好きなタケシさん。



協力するって言ってくれた晴香。



たくさんした飲み会。


いつの間にか『タケシ』って呼び捨てになってた。



あの頃には既に付き合ってたんだね。



だったら肩なんて抱かないで。


優しくなんてしないで。



ばか。



ばか。



ばか。




みんなだいっきらい。
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