齢二十五〜25歳、女子の日常〜


「まりこぉ……。」




泣いた。



いっぱいいっぱい泣いた。




気持ちを洗い流すみたいに。



涙枯れちゃうんじゃないかなって位。




泣いた。





泣いた。




ぐしゃぐしゃした気持ち、うまく伝えられないけど…


一生懸命、真理子は聞いてくれた。



うん、うんって。






その日、私が泣き疲れて寝るまで


真理子が一緒にいてくれた。



あと、おばさんのフルーツジュースも。




ありがと。
< 82 / 144 >

この作品をシェア

pagetop