齢二十五〜25歳、女子の日常〜
「おばさん、何かあった?」


「…どうして?」


「だって、なんか元気ない…。」



おばさんは『愛ちゃんには、かなわないわね』と苦笑いした。



「最近、真理子が家でご飯食べないのよ。帰る時間も遅いし…。

この間なんて初めて門限破っちゃったもんだからパパと大喧嘩…。

こんな事、今まで無かったんだけど…。」


はぁ、と大きなため息をついた。



嘘みたい。あの真理子が?


思春期のビミョーな年頃でもおじさんと仲良しで、おじさんとおばさんを心から大切にしてる。


飲み会に行ったって、遊びに行ったって、門限に間に合うように帰ってたのに。



やっぱり…




彼氏できたのかな?
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