齢二十五〜25歳、女子の日常〜

この心親知らず

「お邪魔しました。ご飯までご馳走になっちゃって…。」


「いいのよ、おばさんこそ愚痴聞いてもらっちゃってごめんね。」


「いえ、また愚痴聞きにきます。」


くすくすとおばさんが笑ったので、私もつられて笑った。


「じゃ、さよなら。」

「またおいでね。」



軽い会釈をして、真理子の家を後にした。

家へ向かいながらいろんな事が頭をよぎる。


真理子の事。


おばさんの気持ち。


おかあさんって、色々考えるのかな…?



ちょっぴり郷愁にかられたのでおかあさんに電話してみた。
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