4you...

「あっ!マヤ、タカいるじゃん!ターカー!!!」

え、なんで呼ぶの?恥ずかしいじゃん。
そういうとミクはまた膨れた。
タカが笑顔でこっちに手を振ってる。

キャーーーッタカがこっち向いた~!

観客席からは歓声があがる。

確かにかっこいいけど、ここまでされると嫉妬しちゃうよ。

みんなにはタカって呼ばれてる、野球部のエースで人気No.1・・・

それがあたしの彼氏の貴大。

タカとは中学生の時から付き合ってる。

「ほらミク、ショウ君来たよ!」

「ショウ♪」

「?!」

ミクの大声にショウ君はビックリしてた。

でも、すぐ笑顔にして手を振ってくれた。

ショウ君はタカとバッテリーを組んでる。

そして、ミクの彼氏であり、タカの親友。


ミクとショウ君が付き合いはじめたのも、

あたしとタカが付き合いはじめたのも、

同じ年の同じ日だった。

これって偶然なのかな?
奇跡だって思っても良いのかな?
< 3 / 3 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

公開作品はありません

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop