幻妖奇譚
「ねぇねぇ! いつもの恋バナもいいけどぉ、今日はちょっと怖い系いっとかない?」
好奇心旺盛なヨシエが話を切り出す。
「いいわね。時期的にもタイムリーだし♪」
面白い話題にすぐ飛び付くが、面倒事は嫌いなアケミが食いついた。
「え~……。あたし怖いのはちょっと……」
霊感があるため、怖い話が大の苦手なチエは及び腰。
「チエってば、ホント怖がりね! ただの噂よぉ~、実話じゃないなら大丈夫でしょ?」
ヨシエの言葉に渋々頷くチエ。
「決まり♪ 怖い話の定番って言ったら“七不思議”よね?」
アケミの言葉に、右手の人差し指をちっちっ、と振るヨシエ。
「七不思議なんかじゃありがち♪ これは先輩から聞いたとっておきの怖ーい話よ♪」
好奇心旺盛なヨシエが話を切り出す。
「いいわね。時期的にもタイムリーだし♪」
面白い話題にすぐ飛び付くが、面倒事は嫌いなアケミが食いついた。
「え~……。あたし怖いのはちょっと……」
霊感があるため、怖い話が大の苦手なチエは及び腰。
「チエってば、ホント怖がりね! ただの噂よぉ~、実話じゃないなら大丈夫でしょ?」
ヨシエの言葉に渋々頷くチエ。
「決まり♪ 怖い話の定番って言ったら“七不思議”よね?」
アケミの言葉に、右手の人差し指をちっちっ、と振るヨシエ。
「七不思議なんかじゃありがち♪ これは先輩から聞いたとっておきの怖ーい話よ♪」