【企】ブラインド ユー
白い月が
2人を照らしていた
「沙良」
「ん?」
「今日は
カレーが良いな」
「はいはいっ」
楽しそうな君を見ると
あたしまで楽しい
単純だけど
大真面目な気持ち
"届いた"から…
君からの想い。
涙が止まらなくて
胸がいっぱいになった
あたしは君の虜
どうしようもないくらい
ドキドキして
不安になるの
好きだと
うまく言えないけど
伝わってるよね?
君しか見えない。
―Blind you―
並んで歩いた
帰り道
2人で笑った
あの家
大切な場所
ライブハウス
君の隣は
あたしの特等席だと
思っていいよね?
大切だから
溺れてしまう程
見えなくなる程
【END】