Dear.私の好きな人【短編】
〜♪
この着メロは美奈だ。
すぐ電話にでる。
「もしもし?今からタクシーでそっち行くね!」
嬉しそうに言う彼女。
「わかった。じゃあ俺ももう少ししたら家出るわ。」
高校卒業後、彼女は通っている大学の近くで1人暮らしをはじめた。
だから車で20分くらいかかる。
俺は電話を切って支度をし家を出た。
レストランに着くとまだ美奈の姿はなかった。
夜景が1番キレイに見える席に腰をおろした。