Dear.私の好きな人【短編】
俺はレストランを飛び出して病院へ走った。








はやく美奈のところに・・・








頭の中はそれしかなく、ただひたすら走った。







病院に着くと美奈の父親と母親が泣いていた。




母親が俺に気がつき

「はやく美奈のところへ行ってあげて」

と美奈のいる部屋を指差した。







中に入ると、美奈がベットの上に横たわっていた。

手を握るがいつもの温かさはもう無く氷のように冷たい。






俺はその場に泣き崩れた。
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