+−CLASS ROOM×÷
「その子は徳永比呂。中1の終わりに転校してきて、中2の終わりに転校したの。その頃からモデル活動しててさ」

「転校しちゃったのかぁ。会わせてもらおうとか思ってたのに」


そう言って千花を見るとなんだか戸惑っているような顔をしていた。


「千花どしたの?」


千花は写真を見ながら言った。


「……比呂は識の彼女だったんだ」


「え?」


識の彼女……?

こんな綺麗な子が?


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