+−CLASS ROOM×÷
――ペチッ
「痛っ」
識が、私のおでこを軽く叩いた。
私は意味が分からず、首を傾げた。
「今は言わない」
……はい?
「何で!? 今言ってよー! ガム!?」
てか、今叩く必要あったの!?
「……確実に手に入る保障がない」
「だから、それ何……って待って!」
私が言い切る前に、識は足早に歩き出した。
私が小走りで識に追い付くと、識はポツリと呟いた。
「痛っ」
識が、私のおでこを軽く叩いた。
私は意味が分からず、首を傾げた。
「今は言わない」
……はい?
「何で!? 今言ってよー! ガム!?」
てか、今叩く必要あったの!?
「……確実に手に入る保障がない」
「だから、それ何……って待って!」
私が言い切る前に、識は足早に歩き出した。
私が小走りで識に追い付くと、識はポツリと呟いた。