短い恋、大きな愛
それから数週間後…

俺の家系は日本人系悪魔だから結納をするそうだ。

『行ってくる…』

『いってらっしゃい…』

今にも泣きそうな顔をする美弥。


足掻いても…もう断れないのだろうか…?



鍵をかけようとした時

『洗濯物干すので鍵しないでください。』

『でも…』

『大丈夫ですよ!』

鍵を閉めずに、母屋に向かった。








『秀長、遅いぞ。』

客間には妹たち以外全員集まっていた。

『すみません…』





親たちは話を進めていく、勝手に…
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