短い恋、大きな愛
エリアルはいつの間にかここの部屋を出て行っていた。


『美弥おいで…』

白狐の美弥をそっと抱きしめた。




『美弥…』

何度も何度も名前を呼んだ。





お前を守れなくて…ごめん…

ずっと一緒に居たかった…


短い時間に感じたけど…俺にとっては長い時間だったよ…


誰にも負けないぐらい…美弥を愛してる…








【END】



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