毎日が抱腹絶叫貧乏生活
夕方地元情報誌にて明日フリーマーケットが開催される事を知った。 深く考える事もなく私は問い合わせをしていた。 「あの・・フリーマーケット出店してみたいんですが」あっさり翌日のフリーマーケットに出店する事を決めた私に主人は驚いていた。 「売れるものは売って現金にしようよ」私はそう言って家の中の不要なものを探した。 とにかく金が欲しかった。 私たちには頼れる身内はいない。 養うべき子供たちはいた。 その子供たちは我が家に起きている事情はまだ知らない。 出来るなら知らせたくないと思った。 とりあえずあれこれ不要品を集め明日の準備を整えた。 その準備のさなか主人が分割に応じてくれる司法書士の先生を見つけた。 頭金8万支払い後免責が降りるまでに残りは分割で良いとの事、頭金8万なら何とかなる! 翌日夫婦で相談に来てくださいと言われた。 フリーマーケット出店後すぐ相談に行く事になった。 何とかなるかも知れない! 期待で嬉しくなった。 翌日朝早く地元の公園にフリーマーケット出店のため出かけた。 すでに何組かの出店者が店開きをしていた。
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