エンジェルデビル
「はぁ…はぁ…」
悪魔が死亡したのを確認し、零一は倒れている少年に駆け寄る。銃弾が貫通したのか、背中にも血が広がっていた。
「しっかりしろ!」
声をかけるが、少年は荒い息を吐くだけだった。
「待ってろ!すぐに病院に連れてってやるから!」
そして少年を抱えようとした時、少年が零一の腕を掴んだ。
「どうした…」
何かを伝えたいのか、口をパクパクと動かしている。聞き取れないので、少年の口元に耳を近付ける。
悪魔が死亡したのを確認し、零一は倒れている少年に駆け寄る。銃弾が貫通したのか、背中にも血が広がっていた。
「しっかりしろ!」
声をかけるが、少年は荒い息を吐くだけだった。
「待ってろ!すぐに病院に連れてってやるから!」
そして少年を抱えようとした時、少年が零一の腕を掴んだ。
「どうした…」
何かを伝えたいのか、口をパクパクと動かしている。聞き取れないので、少年の口元に耳を近付ける。