エンジェルデビル
正義
署の隊長室で、風牙は窓の外を見ていた。外は真っ暗で月が怪しい光を放っていた。
月を見つめながら、十五年前の事を思い出していた。
雨の降る日に零一と出会い、ジャスティスの隊員になるために必死に頑張った。
副隊長になるまでは大変だったが、正義を背負える事と零一と働ける事が嬉しかった。
と、廊下から足音が聞こえ、足音は隊長室の前で止まった。
「何やってるんだ?」
「零一」
部屋に入って来た零一は手に何かを持っている。
月を見つめながら、十五年前の事を思い出していた。
雨の降る日に零一と出会い、ジャスティスの隊員になるために必死に頑張った。
副隊長になるまでは大変だったが、正義を背負える事と零一と働ける事が嬉しかった。
と、廊下から足音が聞こえ、足音は隊長室の前で止まった。
「何やってるんだ?」
「零一」
部屋に入って来た零一は手に何かを持っている。