エンジェルデビル
今日の天気は良好。大きな雲がゆっくりと風に乗り流れている。気温も高くなく、低くもなく丁度いい感じだ。
こんな日は絶好の昼寝日和。そう思いながら風牙は公園の芝生の上で寝転んだ。
「あー、いい天気だなー」
こんな日は仕事なんてサボって、こうして昼寝するのが一番だ。
ふわ~っと欠伸をした時、いきなり風牙は頭を殴られた。
「誰だ!?」
飛び起きて目に映ったのは、怒っている零一。
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