エンジェルデビル
「終わったー」
銃を掲げ楽しそうな風牙。零一は煙草に火を点け、
「処理班に連絡しておけ。そして署に戻って報告書も書いとけよ」
「零一は?」
「俺は帰る」
「えー!?」
真夜中だというのに…この男は。
風牙は感情丸出しで嫌そうな顔をする。
「俺も零一と帰りたい~」
「お前は今日も遅刻しただろ。その罰だ」
「俺も零一と帰る!」
「あのな…」
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