恋人は隠れ既婚者【前編】



彼との恋に盛り上がるなか、我が家の赤字続きにウンザリし始めていた。


経済的な不安が、私の精神も不安定にさせる。


それが凄く嫌だ。


やはり昼の仕事だけでは、無理だと痛感する。


それでももっと給料の良い所への転職は考えられなくて、まだ
職場仲間と離れたくない気持ちが強かった。


そんな私はまた夜のバイトを再開することにした。


キャバクラ復活。


二度目の昼と夜の生活が始まった。


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