芸能人に恋をしたⅡ
「ご、ごめんなさい。」


当たった人が焦って謝ってきた。


「いえ、あたしも悪かったんで。」


そう言って、立ち上がって顔をあげる。



「あっ!!もしかして、小野寺彩菜さんですか??」


あたしの顔を見た、同い年位の女の子にそう言われた。



「そうですけど。」


別に隠す気も無かったから、認めた。


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