芸能人に恋をしたⅡ
ピンクと白を買ってきてくれた。



あたしは、それを持って優里香ちゃんの病室に行った。


トントン


「優里香ちゃん~、あたし彩菜。入っていい。」



「あっ、彩菜ちゃん。うん、入っていいよ。」


優里香ちゃんの返事を待ってから、扉を開けた。



優里香ちゃんの病室は、まるで普通の家の様にぬいぐるみや雑誌などがあった。



「長く入院してるから、自分の部屋みたいになっちゃうの。」


そう言って、優里香ちゃんは、笑った。


< 116 / 148 >

この作品をシェア

pagetop