芸能人に恋をしたⅡ
「…それ、本当??」


「うん……」


「何で、今まで言ってくれなかったの??」


「怜華に、心配かけなくなかった…」


「急に学校を休学したり、電話とかメール出来ない方が、心配だよ。」


「ごめん……」


「もういいよ。彩菜は、正直に話してくれたから。」



「……ありがとう…」


怜華の優しい言葉に、涙が出てくる。


「もう、泣かないでよ。電話だったら、抱き締められないんだから。てか、入院してる病院どこ??」


「〇△×病院。」


「放課後になったら行くからね。」


「分かった。」


そう言って、怜華との電話を切った。


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