芸能人に恋をしたⅡ
うち、彩菜には悪いけど、奥窪さんに彩菜の事を話すよ。




だって、もう彩菜の苦しんでいる姿を見たくないもん。





休憩時間。


奥窪さんが楽屋に戻った時に、うちは、奥窪さんの楽屋の扉を叩いた。




コンコン


「あの、うち、姫野怜華ですけど、入っていいですか??」


「いいよ。入って。」



奥窪さんから、了承を得てうちは、楽屋に入った。



「どうしたん、姫野さん??」


台本を見ていた、奥窪さんは、顔を上げて聞く。


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