芸能人に恋をしたⅡ





「嘘やろ。姫野さんから、全部聞いたんやで。本当は、俺の為に別れたんやろ。」



流星さん、全て知ってるんだ。



心が慌てる。何としても、迷惑をかけたくない。



そう思えば思うほど、焦ってしまう。









「ハァハァ……ハァ…ハァ…」


発作が出てきてしまった。


辛さで、立っていたのに座り込んでしまう。



ダメ、流星さんが居るのに。



そう思っても、発作が止まらない。


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