芸能人に恋をしたⅡ
「どないしたん??もしかして、発作??」


俺がそう言うと、苦しそうに頷く。


そして、



「ハァ…ハァ…くす…り…が…つくえ…の上…にハァ…」


と切れと切れにそう言う。



俺は、机の上を見る。


病院の袋みたいな物が合って、それから薬を出して、彩菜ちゃんに渡す。



彩菜ちゃん、薬を受け取って飲んだ。



俺は、発作が落ち着くまで、彩菜ちゃんを抱き締めて、背中を撫でた。



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