芸能人に恋をしたⅡ
突然後ろから肩を叩かれた。


「キャ!!」


何??お化け??でも、お化け屋敷のお化けは人を触らないんだよね。


そう思って後ろを振り向くと流星さんが居た。


安心したあたしは、流星さんに抱き付いた。


本当に怖かった……


流星さんは、あたしの頭をヨシヨシしてくれる。


「勝手に手を放さんといてや。」


頭上から、流星さんの声が聞こえる。


「ごめんなさい。怖くなって…」


声がだんだん小さくなる。


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