芸能人に恋をしたⅡ
「まあ、ちゃんと見つかったけん良かったけど。」


優しい声で喋ってくれた。


あたしは、流星さんの顔を見上げる。


流星さんが優しく笑ってる。


あたしも、笑った。


「それじゃあ、早く出ようか。彩菜ちゃんお化け怖いんやろ??」


そう言って、流星さんはあたしの手を繋いで歩き出した。


それから、何回かお化けが出てきて怖かったけど、流星さんの手をギュッと繋いで、頑張った。


そして、やっとお化け屋敷から出れた。


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