芸能人に恋をしたⅡ
カレーを食べていても、さっきの事が頭に浮かんで、なかなか食べれない。


「……ごちそうさま。」


お皿にはまだ、カレーが半分以上残っている。



「あれ、もう要らないの??彩菜の大好きなカレーだよ。」


お母さんが不思議そうに、あたしに聞く。


「うん。何かお腹減って無いからいいや。」


あたしはそう言って、自分の部屋に戻った。


あたしは、ベットに潜って深く目を瞑った。


何も考えたく無い。考えようとすると、さっきの事が頭に浮かんで来て、辛くなる。


< 66 / 148 >

この作品をシェア

pagetop