芸能人に恋をしたⅡ
ズバリと言い当てる。


「……うん…」


小さな声で言う。


「ここじゃあ、言いにくい??」


ここは、教室。


周りは、お喋りしててあたしたちの事は気に止めて無い。


でも……


「うん。ちょっと、話しにくい。」


「じゃあ、授業サボろう。図書室で話そうよ。」


そう言って、怜華は立ち上がって、あたしの手を引っ張って図書室に向かう。


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