芸能人に恋をしたⅡ
キッチンに消えた流星さんがしばらくして、戻って来た。


両手には、カップを持っていて、湯っ気が立っている。


「はい、どおぞ。」

カップの1つを渡された。


「ありがとうございます。」


受け取ると、流星さんはあたしの隣に座った。



もうそれだけで、あたしの心臓はドキドキしてしまう。


「DVD見よっか。」

「はい。」


テレビに写ったのは、洋画。


あたし、今まで洋画見たことあんまりないんだよな。


しかも、英語だし。


字幕追うのが大変。

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