芸能人に恋をしたⅡ
「もう、流星さんと付き合うのに疲れたんです。年上過ぎるし、なかなか会えないし。それに、あたしは、好きな人が出来たんです。」


嘘に嘘を塗りたくる自分。





「…分かった。別れよう。」



流星さんはそう言って、電話を切った。




ツーツーツ


電話の向こうから聞こえる、無機質な音。


あたしは、我慢仕切れず、涙が溢れた。



そんな時、



♪~♪~♪


電話が鳴った。


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