芸能人に恋をしたⅡ
入院
「ちょ、ちょっと何してんの??」


あたしにかけよって、あたしの腕を取る。


未だに血は流れてる。


ミサは、近くにあったタオルであたしの腕を押さえた。



「彩菜、もう止めてよ。あたし、こんな彩菜見たくない。」


そう言って、ミサがあたしを抱き締めながら、無く。



「……ごめんなさい……ごめんなさい。」


あたしは、ミサに心配かけている事を謝った。


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