キミをのせて
青春の幕開け
入学して2週間。
クラスにもだいぶ慣れ、
新しい友達もたくさんできた。
私と皐月は15HRで同じクラス。
入学して近くの席だった、
篠ノ井 千夏とすぐに仲良くなって
一緒に行動している。
千夏は私と同じくらいの身長でなんだか親近感が沸いた。
千夏は皐月とは逆でかわいい系の女の子。
ふわふわの柔らかいロングヘアがなんだか猫みたいっ。
そんな 感じで私たちの高校生活は充実していた。
「じゃあ再来週の金曜日までには決めておけよっ!
じゃあSHRは終わり。」
担任の声で今日も1日が終わる。
「で、どーするっ?」
『何を?』
千夏の発言に全くついて行けなかった私。