【短】クリスマスプレゼントは。
隣で見守ってて
―――――――

「やだぁー。
もう恋なんて、しないっ!」


私の今の口癖。


「ハイハイ。
それ、毎日のように聞いてるから。」


光輝が言った。


「光輝には、分かんないのよっ。
本当の恋をした事、ないからっ!」


「うわっ…、ひどー。
俺だって、恋してるー。」


「何人にっ?」


「うーん。12人。
けど、昨日3人増えたから…。」


コイツは、かなりのタラシ。


けど、私の唯一の幼なじみという事もあり仲良くしてる。


「光輝は、振られた事なんてないから分かんないよ。
はぁー、やだー!!」


「なんだよ、それ。
たかが、一回。
葵は、可愛いからすぐまた、男が寄ってくる。」


あんたじゃ、あるまいし…。

そんなはず、ないだろ…。

とか、思っていた。
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