いつまでも

窃娜から別れのメールが送られてきて２日後、美佐と連絡が取れた。それは耳を疑うような言葉だった…。凄く沈んだ声で美佐は言った。
「落ち着いて聞いてね。窃娜、交通事故で３日前になくなったの…。」
「冗談でしょ？窃娜からメールが３日前に届いてるんだよ。」「それは…。」
その事については美佐は答えなかった。私は、窃娜が死んだ何てどうしても信じる事が出来ず、でも会いに行く勇気も出なかった。ただ毎日メールを送り続けた。夏休みも、私は叔父さんの家には泊まりに行かなかった。そんな私を、源と美佐は気遣い、毎日メールや電話をくれたり会いに来てくれた。私は窃娜の生死を確かめる事もせず、そして別れたと言うことも受け止められず。私の心は、窃娜に別れを言われた時のまま止まっているのに、季節は過ぎて行った。