不器用な彼と鈍感な私
一目惚れ
高校2年の春---
『おはよー!』
『おはよっ♪もしかして
優も1組!?』
『そうだよ!』
『やったぁ!よろしくね』
優は私の幼なじみ
優しくて明るい子
『ねぇ!楓夏!!見て見て
あの男子イケメンじゃない?』
『そうかなぁ~?私はタイプじゃないね』
その瞬間目が合った!
ドキッ!!…
『楓夏!!楓夏!!ねぇ!』
『えっ?』
『何ボーっとしてんのよ!ホラっ行くよ♪』
『へぇ??何処に!?』
『あの~名前何て言うの?』
『俺!?勇樹お前は?』
『私は優!よろしくメアド交換しよ』
『あっうん…』
私は優がうらやましく見えた。
恥ずかしがりやな私には
気になる人に声をかけれないからだ。