不器用な彼と鈍感な私
(私たちの負けよ…)
『楓夏…もぅいいよ…』
『でも!優は勇樹を好きだったんでしょ?』
『だから…いいって言ってんじゃん!2人とも…お幸せに…』
優は泣いていた…
---保険室---------------
『痛いっ!』
『我慢しろ!!ひどい傷だなぁ…』
『うん。』
『俺なぁ…お前が好き。付き合ってくれ!!』
『でも…勇樹のことは優が好きなんだ…』
『…』
『優もいいと思うよ!優の方が可愛いし大人だし…明るいしっ』
ギュー!
『えっ!?何!』
『それ以上なんも言うな!!俺…俺は…お前が好きなんだ!!お前じゃなきゃだめなんだ!だから…そんなこと言うな!!何かあったらすぐ助けてあげる!だから安心しろ!!』
『勇樹…ありがと。』
その後…いじめはなくなり…
勇樹と私は付き合うことになった。
それから新学期と共に恋が始まった…。