不器用な彼と鈍感な私
デート
---高校3年の夏---------
『今日から夏休みだ♪』
『そうだなぁ♪いっぱいデートしよなぁ!』
『うん♪』
『明日遊園地連れてってやるよ!』
『ほんとに!?』
『あぁ!しかも俺のおごり!!』
『やったぁ!!ありがと☆』
『帰るぞ!!』
---
翌朝…
『あぁー!寝坊してしまったー!何着よ?あぁー!時間ない!!お母さーん!ご飯いらない~』
〈楓夏!!ご飯ちゃんと食べなきゃいけないじゃない!〉
『もぅ時間ないの!
いってきまーす♪』
〈コラー!!〉
ガチャ!
全速力で地下鉄まで行った---
『ごめんー勇樹!!待った?』
『ううん♪待ってないよ♪』
『そぅ?よかった♪』
『行こっか♪』
『うん♪』
---遊園地---------------
〔キャーギャー〕
『すごいね♪』
『怖そ…』
『えっ!?なんか言った!?』
『ん?何もー…』
『あっ!あれ乗ろ!!』
『うっうん…』
---ジェットコースター---
『わくわくするー☆』
『あっうん…』
『怖い?』
『そんなはずなっないよ』
『ははっ♪可愛♪』
『今何て言った!?』
『何でもないよー☆』
ガタンゴトンガタンゴトンヒィーシュー!!!!
『キャー』
『…』
『はぁー楽しかったね♪』
『…』
『あぁーやっぱ怖かったんだあ♪』
『なわけねぇだろ!』
『ふふっ!』
その後いろんな乗り物にのって楽しんだ…