不器用な彼と鈍感な私
『今日は楽しかったな!
楓夏!!』
『うん…』
『どうした?』
『私…ずっと勇樹のそばにいたい…ずっーと…』
『…楓夏…』
『なんちゃってー!』
『ったく何だよ!!』
『ははー☆騙された!?』
『…この野郎ー!!』
『あははー☆』
『まだ時間ある?』
『今日はいっぱいあるよ♪』
『そっか!じゃあ…俺の家来るか?今日誰もいないし…』
『いいの?やったぁ♪』
そして2人は勇樹の家に向かった。
『うわぁー☆カッコいい部屋だね♪』
『そうか?』
『うん☆』
『…』
『…』
『なぁ!!楓夏!!』
『何っ?』
チュッ!!
えっ!?勇樹!!…私は心の中でそう叫んだ!
『いきなり何!?』
私は初めてのキスだったので動揺していた…
『お前…もしかして今の
ファーストキス?』
『うっうん…』
『高校3年でファーストキス?』
『そうだよ!』
『けどなんか俺嬉しいかも…楓夏のファーストキスの相手が俺だなんて…』
『やめてよ!恥ずかしいじゃない…』
『楓夏照れてるー!可愛いー』
『ちょっやめてよ!』
『なぁ楓夏!!これからもずっーと一緒にいような!』
『うん☆』