不器用な彼と鈍感な私
勇樹を見るとまた目が合った…
『じゃあ今日メールするね』
『おぅ!』
『よく言えたね…いきなり…』
『楓夏は恥ずかしがりだもんねぇ』
『まぁそうなるのかなあ…』
その夜勇樹と優はメールをしていた…
【やっほう!優だよ♪登録よろしく!】
【おぅ!】
【このクラスうまくやっていけそ?】
【まぁなんとか…】
【いきなりだけどさぁ…好きな子いないの?】
【今日一目惚れした…】
【えっ!?うそ!?誰!?…】
【誰か知らねぇ!】
【そうなんだぁ…】
失恋した優はショックでメールをぶちった…