不器用な彼と鈍感な私
---
『おはよ♪優ー☆』
『…』
『えっ!?どうしたの…』
『…』
『優!?』
『もぅ!!話しかけないで!』
『えっ!?』
(佐藤さーん!何いい気になってるの?勇樹と仲良いからって…)
『何が!?』
(とぼけても無駄よ?私見たんだから…この前音楽室で…ずいぶん楽しそうに…)
『あっ!あれは…でも付き合ってないよ。しかも告られたわけじゃ…』
(あんたなんか勇樹にふさわしくない!付き合ってもないのにいちゃいちゃしないでよ!この男たらしが!)
『何なの?』
(まだとぼける気?まぁいいわーあんたの見方はもぅいないよーじゃあ!)
いじめが始まった…