いぢわる彼女
我慢


「銀ー♪」



こいつは俺の彼女。


ちな。



「ん?」



今は俺の部屋でまったりしてる。



「ちゅー♪したい!」



甘えてくるとこが可愛いんだ。




目をつむってるちなにそっと顔を寄せる。




唇が重なって軽いリップ音。




柔らけぇー…、




いつものように舌を入れようとした。




「ダメ。」



唇を離された。



「何でだよ?」



納得がいかなくて不機嫌になる俺、


いつもの事ながら寸止めはキツイ。



「だってちなはちゅーしたかっただけだもん。
銀って舌入れると止まんないから今日はちゅーだけ♪」


今日の俺の部屋は我慢部屋だ……………、




「ぢゃあもっかい」



近づけた唇に触れた………。



「やだ。」


それはちなの手。




「…………、
何でだよ?」


「ちなのこと好きって言って?」



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