変態王子とメガネちゃん





静まりかえったラブホの一室…




俺は一人ベッドの上に寝こんだ




なんで俺、優樹菜のこと
考えてるんだろう?




あんな不細工メガネ…




いや、まさかのエロメガネ…?




とにかくあんなやつこの
エロ王子様にはこれっぽっちも
釣り合わない…のに…




なんか考えちまう…




今までだれかとヤってるときは
ヤることだけを考えてた…




こいつはここが感じるだとか


ここ責めてみるか…とか…




それ以外のことは考えたことが
なかった…




なのに俺は今日会ったばっかの
優樹菜のことを考えてる…




おかしいだろ……俺、




まさか………俺は…




優樹菜が好きなのか…?




………いや、まさか、、、




この俺が、メガネなんか…




でも…………




そうこう考えてるうちに
休憩時間が終わりラブホから
帰らなければいけなくなった…




……てか、なんで俺が
あいつのぶん払わなきゃ
いけねーんだ!?




ま、他の女に今度金もらえば
いいや、、




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