変態王子とメガネちゃん
純情メガネ





「別に安西さんに近づこう
となんかしてないですよ。」




俺は貴方に
近づいてるんですよ。




と言いたいのをグッと
堪えた。




俺から言ったら負けだ。




王子たるもの相手に
告白させねば!




俺から言ったら
こんなメガネ野郎に…




いや、訂正、
か…かわいいメガネ少女に
告白したことなんか
知られてしまったら…




俺の純情王子と
エロ王子の名が廃…




『よかった…。
あっちゃんを…あんなホ…
ホ……………ル…に
連れてったら……許さない』




へ??




ホ……ル??




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