変態王子とメガネちゃん
『大丈夫ですか?』
「……ッ!」
覗き込むこいつを見て
なぜか息が詰まった……
そしてサッと手を
振り払った…
『……ご……めん…なさい…』
「え…いや…なんか…
触れられるの馴れてなくて…」
とニコっと笑って
王子キャラで済ました…
『へぇ。やっぱ純情王子様
なんだね((ニヤ』
そう言った安西淳子は
俺の本性を知ってるかのような
不敵な笑みを浮かべていた。
『……そっか…。
私も…ひとに触れられるの
苦手かも…』
そうにこっこり笑って
言う西澤優樹菜を見て
なぜか無性に触れたくなった…
てか触れられるの苦手なら
なんで俺に触るんだよッ(汗
『あの、2人とも、
アド交しない?』
突然の大地の提案に
2人は驚くものの……
安西淳子があっさりOKを
だし交換することになった。
…………なぜか俺も。
『きゃはは。あの有名な
王子のアド知っちゃった(笑
みんなに自慢してやろ』
「何言ってるんですか」
『そう…だよ…あっちゃん!
人の嫌なことしちゃダメだよ』