サヤちゃんのアイツ

でもここは電車よっ!
サヤカ!にやけてたら
気持ち悪い!



っと自分に言い聞かせて気を引き締める。




星の台駅につくと
サヤは駅から5分の自宅へ向かう。




サヤの家はマンションで一家5人で仲良く暮らしている。



マンションの下の自動ドアの向こうに、1番上のお姉ちゃん明奈がいる。



『お姉ちゃーん』



ウィーン 自動ドアがあく。



駆け寄るとお姉ちゃんはホッとしたような顔をして

『サヤ!ちょっと窓見て!』


サヤは自動ドアの外へ出て7階の自分の家の窓を見る。




なぜか電気がついていた。
< 2 / 23 >

この作品をシェア

pagetop