CLOCK~未来へ~

パタパタと由のスリッパの音がした

「それじゃあね」

彼女は手を振った

「バイバイ、またね」

私も笑って、手を振った

私は待合室に

走って戻った

久しぶりに感じた「友達」という存在から

早く逃れたかった


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